第1回「ルーメル賞」受賞者と受賞理由
  1. 2012年8月4日、第45回日本モンテッソーリ全国大会の総会で「ルーメル・モンテッ ソーリ奨励基金規程」が承認されました。
  2. 2013年1月26日、2013年第1回常任理事会にて対象者を選ぶ選考委員会の委員として前之園幸一郎、町田明、甲斐仁子、関聡、江島正子の5名が選出されました。
  3. 第1回(2013年2月11日)、第2回(2013年3月11日)の選考委員会が開かれました。
  4. 選考委員会により、以下の方、3名が受賞者として選出され、第2回常任理事会(2013年4月27日)で承認されました。
  5. 平成25年(2013年)7月30日、宮崎市における第46回全国大会中に開催された総会において、3名の受賞者に賞状と記念品が授与されました。

赤羽惠子会員

赤羽惠子会員は、長年にわたりモンテッソーリ教育の発展に尽くされた。その多大な功績を賞賛し敬意と感謝を込めてルーメル賞を授与する。
受賞理由は、ドイツのケルンにおいてモンテッソーリ教師養成コースに学び、日本人初のディプロマ取得者となり、帰国後、わが国最初のモンテッソーリ園「うめだ子供の家」、さらに自ら開設した「深草子どもの家」において、理論および実践を展開されたこと。また、「上智」「京都」モンテッソーリ教師養成コースを通して、教師養成に貢献、さらに長年にわたり日本モンテッソーリ協会(学会)の理事として、会の運営と発展に寄与した功労により、功労賞を授与する。

松本静子会員

松本静子会員は、長年にわたりモンテッソーリ教育の発展に尽くされた多大な功績を賞賛し、敬意と感謝を込めてルーメル賞を授与する。
受賞理由は、イタリアのペルージアで“3~6歳”モンテッソーリ教師ディプロマを取得後、アメリカのロサンゼルスで研修を積み、1975年、日本人で初めての国際モンテッソーリ協会(AMI)トレーナーとして公認され、教師養成に寄与されたこと。その働きは日本国内だけでなく、アジア諸国にまで及び、また、日本モンテッソーリ協会(学会)の理事として学会の運営に関わりながら、2012年に一般社団法人「AMI友の会NIPPON」を設立し、時代に即したモンテッソーリ教育の新たな普及・発展に寄与した功労により功労賞を授与する。

森 愛会員

森 愛会員は、モンテッソーリ教育の理論研究でユニークな研究分野を深め、モンテッソーリ教育の普及・発展に寄与した研究業績を奨励し、賞賛と感謝の意をもってルーメル賞を授与する。
受賞理由は、日本モンテッソーリ協会(学会)機関誌『モンテッソーリ教育』に掲載された論文、「マリア・モンテッソーリの園芸に対する考え方について――その著述からの考察――」(『モンテッソーリ教育』第44号、日本モンテッソーリ協会(学会)、2012年、104~117頁)において、高齢者の自立支援の一環としてモンテッソーリ教育を論じ、新たな視点からモンテッソーリ教育を研究展開されたことである。モンテッソーリ教育を園芸療法士という立場から捉え、植物の生命を追体験することにより、自らの生命について高齢者が思考するという独自の新アプローチを試みた研究により、研究奨励賞を授与する。